らくらく健康コラム⑬
体の土台をつくる「食事」と「血流」の秘密
1.はじめに
私たちの体は、ざっと37兆個もの小さな「細胞」が集まってできています。 この一つひとつの細胞が、毎日イキイキと働いてくれること。 これこそが、私たちが健康でいられる一番大切な土台です。
どんなに素晴らしい家でも、土台がぐらつけば崩れてしまうように、 細胞が元気でなければ、体はどんどん不調になってしまいます。
では、細胞が元気になるにはどうすればいいのでしょうか?
それは、必要な栄養と酸素がしっかり届き、 いらないゴミ、つまり老廃物がスムーズに出ていくことです。
つまり、細胞の暮らしを支える「物流」がスムーズに回っていることが大切なんです。
2.「食べる」とは、食べ物だけじゃない
「食事」と聞くと、お皿に乗ったご飯やおかずを思い浮かべますよね。 でも、体にとっての「食事」はもっと広いんです。
実は、私たちが体に取り込んでいるのは、この3つです。
① 食べ物
タンパク質やビタミンなど、体の材料になる栄養素です。
② 水分
血液や細胞の水分として、栄養や酸素を運ぶ「配達トラック」の役割をします。 水が足りないと、血がドロドロになって流れが悪くなります。
③ 酸素
呼吸で取り込み、細胞がエネルギーを生み出すのに欠かせません。 どんなにいい栄養をとっても、酸素がなければ細胞は動けません。
この3つがバランスよく細胞に届けられることが、健康への第一歩です。
3.細胞への配達役「血流」を大切にしよう
食べ物や水分、酸素を体に取り込んでも、 それが細胞に届かなければ意味がありません。
そこで大活躍するのが「血流」です。
血液は、栄養と酸素を乗せたトラックのようなものです。 体のすみずみの細胞に大切なものを届け、 同時に細胞から出たゴミを回収してくれます。
この血流が悪くなると、細胞は栄養や酸素不足になり、 疲れやすくなったり、老化が進んだりしてしまいます。
だからこそ、血液の質と流れを良くすることがとても大切です。
4.血流を整える3つのコツ
血流を良くするには、ただ血管を広げるだけでは不十分です。 血液そのものの質を高めたり、流れを助けたりすることが大事です。
① 血液をサラサラにする
甘いものや油っぽいものを食べすぎると、血液がドロドロになりがちです。 魚やナッツ、野菜、果物などを意識して摂り、血液をサラサラに保ちましょう。
② 血管を柔らかくする
血管が硬くなると、血流が滞りやすくなります。 適度な運動とバランスの良い食事で、血管のしなやかさを保つことが大切です。
③ 血液を押し出す力を強くする
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、足の血液を心臓に戻すポンプの役割をしています。 歩いたりストレッチをしたりして、ふくらはぎの筋肉を動かしてあげましょう。
5.腸と呼吸も健康の鍵
腸を元気にする
せっかく良いものを食べても、腸が栄養をしっかり吸収できなければ意味がありません。 腸は「栄養の入り口」です。
納豆や味噌などの発酵食品、 海藻や野菜などの食物繊維をしっかり摂って、腸内環境を整えましょう。
しっかり呼吸する
呼吸が浅いと、酸素が十分に細胞に届きません。 背筋を伸ばして胸を開き、ゆっくりと深い呼吸を意識するだけでも変わります。
散歩などの軽い運動も、肺を動かして酸素をたくさん取り込むのに役立ちます。
ゴミ出しをスムーズにする
細胞が働くと必ずゴミ、つまり老廃物が出ます。 これをスムーズに出すには、水をしっかり飲むこと、 汗をかくこと、便通を良くする食物繊維を摂ることが効果的です。
6.まとめ
今日の食事や呼吸、運動の積み重ねが、明日の元気な細胞をつくります。
細胞がイキイキしていれば、体も心も若々しくいられます。
まずは、食事・水分・呼吸・血流を意識しながら、 できることから少しずつ整えていきましょう。

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